アカデミカル実践 介助犬トレーニングセミナー
Basic & ABC'S of the Smartest Dog Training (賢い犬のトレーニングの基本的ABC)
Teaching Dog to Read (絵を文字を認識する犬たち)

2005年5月1日〜5日までの5日間 厚生労働大臣指定法人 社会福祉法人 日本聴導犬協会の主催で介助犬の生みの親 天才訓練士ボニー・バーゲン教育学博士による「アカデミカル実践 介助犬トレーニングセミナー」が開催されました。

セミナーの内容:

1・人と犬との性格 相性 
2・文字の認識
3・絵の認識
4・冷蔵庫の開け閉め
5・ドアの開け閉め
6・物の拾い上げと、ホールド(持ち続ける)
7・階段での歩行補助
8・レジへの財布や物の受け渡し

人も犬も性格を持っています。
その性格を(Driver(操縦者タイプ)/Expressive(ハイパーな表現力豊かなタイプ)/Amiable(愛想の良い)/Analytical(分析屋))の4つに分け、さらに4つに分けるその組み合わせによって、安定した飼い主と犬とのペアが出来るということを学びました。

例えば、私の愛犬セレネはラブラドール。愛想が良いです。そしてハイパーでもない、操縦者タイプでもない、分析もしない・・やはり愛想の良い犬!つまりダブルアミアブルな犬という事になります。一方、飼い主の私は比較的愛想が良いアミアブル。(自己判断)アミアブルの中でもやはり操縦者タイプではないしハイパーでもない、分析屋でもないから私自身もダブルのアミアブルといえます。

このように犬も飼い主も同じダブルアミアブルの場合、非常に相性が良いと言うことになります。
確かにセレネといると落ち着きます。心が通っていると実感出来るのです。

ご自分と愛犬との相性は如何ですか?
犬が非常にハイパーでダブルエクスプレッシブなのに飼い主さんが物静かなダブルアナリティカル人間だったら・・・ちょっと愛犬がうっとうしいと感じてしまうでしょう。またその逆でも犬がダブルアナリティカルで飼い主がダブルエクスプレッシブだとしたら犬に対して物足りなさを感じてしまうことになります。

お互いに楽しく気分良く過ごすには似た物同士が良いようです。

男女の場合は違うようですよ!物静かな分析屋タイプのご主人に超愛想の良い表現力豊かな奥様がいらっしゃる事があります。どうしてあんなにタイプが違うのだろう?と不思議に思ったことはありませんか?それは遺伝子の仕業らしいです。分析屋さんというのはコンピューターや精密機器などを開発するのが得意な人が多いそうです。夫婦二人とも超分析屋タイプだったら考えている間に私達の先祖はライオンに食べられていたかもしれません。
そして分析屋さんが絶滅し今日の豊かなテクノロジーは作られなかったかもしれないのです。私達が今こうしてコンピューターを使えるのも違うタイプ同士を求め合う遺伝子があるお陰なのです。分析屋さん、絶滅しなくて良かったね。

私がこの5日間のセミナーで一番興味を持ったのは犬が文字を読むという事でした。
[DOWN] [SIT] {STAND] [ROLL] など文字を書いたA4サイズの紙を見せながらコマンドを出し、その後コマンド無しで紙を見ただけで動作をするという訓練です。

セミナー後、早速お客様のワンちゃんでリーディングのトレーニングを開始致しました。優秀なワンちゃんが多いのですが中でもトイ・プードルのなつちゃんはかなり期待出来ます。一日で[DOWN] と[SIT]を覚えました。
まだまだ二者択一なのでこれからワードを増やして行き様子をみていこうと思っています。

ちなみにセレネはアイコンタクトが凄すぎて全く紙を見てくれなかったのですが、セミナー中になんとか紙を出すと伏せをするとかスワレをすれば良いのだということがわかったようです。おやつ欲しさに一生懸命なのですが、完璧に出来るまで時間がかかりそうです。

ボニーバーゲン博士の大学では生後7週目〜14週目の仔犬でも紙を見て伏せやスワレが出来るようになっています。ここでもやはり仔犬の学習能力がいかに早いかというのを実感できます。

ドアを開けるトレーニング。
ノブに紐をつけて引っ張ります。
写真協力してくれたのは救助犬仲間の甲斐犬サラダちゃんです。
ドアを閉めるトレーニング。
開けたら閉めましょう!
文字を読む犬。
DOWNと書かれた紙を見て伏せをしました。
写真協力してくれたのは救助犬仲間のMIX犬マナティーちゃんです。
SITと書かれた紙を見てスワレをしています。
STAND と書かれた紙を見て立ちました。 小さくて見えにくいですが、犬がオスワリをしている黒い絵が描いてあります。その絵を見てスワレをしました。
この絵は始めて犬に見せました。
つまりこの絵で座りなさいとは全く教えていません。
黒い犬がDOWNしている絵を見て同じように伏せました。
素晴らしいです。ボニー・バーゲン博士も嬉しそう!!
通訳さんも思わず覗き込んでます。
紙が写っていませんが、これはROLLをしている(寝転がっている)犬を描いた紙を見せた所です。
しばらく考えた末、マナティーちゃんはなんと同じようにROLLをしてみせたのです。これにはボニー博士も大興奮!!スゴイね!
ペットボトルを床から拾ってカウンターの店員さんに渡すトレーニングです。 これはジャケットのジッパーを開ける訓練。
ジッパーの先に紐をつけてくわえやすくしています。




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